カテゴリ:花博の思い出( 8 )
浜名湖花博展示全容
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花博の開催一年前から展示の依頼を受けました。
“花の美術館”での展示と言う事、私達もとっても期待して「美術館ならば・・・」と額も特別注文の72額サイズで作画しました。

いよいよ会場もできあがり、期待と夢でワクワクしながら現地へ・・・

c0033858_61252.jpg・・・?・・・?ビックリ!
なんと展示会場は、
プレハブの建物で、
たった25坪の広さ!

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c0033858_615385.jpgエッーーー!
どうして飾ろう・・・
35点もの72額の額を・・・
(写真をクリックすると拡大します)

c0033858_632645.jpg家に帰って息子に
「あれでは、とても飾りきれない、
 物置だよ~。
 困った~困った~」
(写真をクリックすると拡大します)
息子曰く、「いいじゃない~、 物置風にレイアウトすれば~」
「!」
フッと気が軽くなりました。
そうして試行錯誤の末、見事レイアウトできました。

c0033858_634923.jpg無反射ガラスをいち早く使用したため
「まるで油絵のよう!」
会場の係りの方まで、
「押花展なのに、なぜ絵画を飾るんですか?」
って・・・(笑)
(会場の担当者の方と記念撮影)

c0033858_64886.jpg人、人、人・・・
すご~い見物人・・・
「素晴らしい、花博会場の中で一番良かったよ!!」
と口々に絶賛して下さいました。

私達にとってこんなにうれしい反響は、後にも先にもありませんでした。
希琳サロンにとってこの展示会は末永く伝説の展示会となるでしょう。

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ありがとう、はげみになります。

by kirinn_t | 2006-05-20 06:04 | 花博の思い出 | Comments(0)
花博の思い出 その1
2004.4.27~29
押花界のトップをきって花博の花の美術館展示にすることになりました。
その展示の時の苦労話です。

c0033858_21591235.jpg前日の17:30から22時まで飾り付け。
スタッフ全員クタクタ・・・
それでも、やりおおせない・・・
明日の早朝に続きをやることに・・・

c0033858_22375953.jpg夜中12時帰宅。
あのレイアウトでは納得できない(泣)
それでも疲れのため、すぐ眠り込む。

レイアウトの夢をみて飛び起きる。
時計は3時。まだ外は真っ暗。小雨が降っている中、
子供たちを起こし、レイアウト用に裏庭の木を掘る。

c0033858_21535590.jpg夜が白々と明けてきて、辺りが見えてくると、
な~んと目の前に素晴らしい梅花うつぎが蕾をつけて
背丈ほど高くなって、あるではないかー
夢でみたレイアウト、直ちに変更。

c0033858_22482147.jpg今度は物置をひっくり返して大きい壷をを2個探し出し、
梅花うつぎを根元から切って生け花にする。

梅花うつぎの威力はすごかった。
会場は内はスッキリとまとまり、
来客は押花絵同様うつぎをほめてくださった。

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by kirinn_t | 2006-05-19 06:02 | 花博の思い出 | Comments(0)
花博の思い出 その2
c0033858_2158356.jpg朝、小雨だったのに開園時はすご~い悪い天候に・・・
まるでミニ台風です。
会場の一番奥にある花の美術館までお客様が辿りつくまでにもう昼となってしまいました。
花の美術館はひさしがないので雨が降り込み、床は池のよう。
入り口付近に飾ってある絵も雨でびしょ濡れ。

c0033858_7223651.jpg「先生、戸を閉めましょうか?
この高価な額、メチャメチャですよ」

「う~ん、でもこの花博のために作ったのだから・・・
もし、使い物にならなくなったら、
私が責任をとります。
入り口の戸は全開にしましょう!」

「私、かっぱきて呼び込みしま~す!」
「そうね!」

c0033858_7241017.jpg「押花の絵、展示してま~す!!」
「入場は合羽を着たままでけっこうで~す!
油絵のような押花絵、どうぞご覧下さ~い!!」

「たった5分あれば十分見れま~す!」

「5分なら、入ってみよう」
入場してくださった方
「わ~すご~い!」
「これ、本当に押花絵!?」
5分のつもりが15~20分と丁寧にご覧頂けました。



c0033858_725481.jpgとっても嬉しかったコメント
「今日はツアーで来たので、メインのモネの家まで来たんだよ。
でも、こんな悪天候。
雨の中、歩くのが精一杯で花どころじゃなかったよ。
でも、来て良かった~
ここで、こんなに素晴らしいものを見せてもらって・・・
帰ったらみんなに話すよ!」


c0033858_7315747.jpgその日の当番だった人は、
花博の当番だからとドレスアップしてきたのにもかかわらず、
ある者はモップをもって床の水を一生懸命に排水し、
またある者は雨の中での呼び込み。
普段は上品で物静かな人達のどこからあのパワーがでたのでしょう・・・

でも、そのおかげで閉場時間(この日は雨のため延長して下さった)まで、
会場は人、人、人、
そしてお褒めの言葉の洪水・・・
当番だった一人一人が大満足の一生忘れられない一日でした。

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by kirinn_t | 2006-05-18 07:11 | 花博の思い出 | Comments(0)
花博の思い出 その3
c0033858_8104252.jpg花博の会場が大変狭いので、部屋の真ん中に立てばグルっと一見できてしまいます。
そこに立って押花絵のご説明には大変便利でしたよ(笑)
お客様「こんなに丁寧な仕事は年季がかかっているのでしょうね?」
私「イイエ、押花歴長い人で5年、短い人は3ヶ月の作品でございます。」
お客様「センスが必要だね・・・絵心がないとね・・・」
私「センスはいりません。
ただ“お花が大好き”であれば大丈夫です。」

お客様「この鮮やかな色、染めているんですか~何か薬でも使うのですか?」
私「何も染めていませんよ。自然の色ですよ~」
お客様「これ、貼ってあるの~皮に貼ってあるのかな~
私「無反射のガラスを使って密封しておりますので、とてもリアルにみえるでしょう」

c0033858_813565.jpg私「こちらの月下美人の絵、そちらのボタンの絵、ここの花菖蒲の絵、ご覧下さい。
70歳すぎた方たちの絵です。
今、外で入場の呼びかけをしている3人組の絵で~す!」

田舎のやさ~しい素朴なおばあちゃん達が3人並んで
ばあばの作った絵が飾ってます。
ちょっと見ていってくださ~い!」
と恥ずかしげにボソボソ。
でも彼女たちなりに懸命にご案内をしていてくださいました。

c0033858_8143828.jpgそして、お客様たちはその3人の姿と絵の素晴らしさが重なって、
出てくる人出てくる人が3人に
「おばあちゃん、すごいよ~、立派でね」
「長生きしてね。ボクらの励みになるよ」

本当に信じられないくらい多くの方々がお声をかけてくださいました。

c0033858_8152310.jpgその日の帰り道、
「先生、押花やっていて良かった~
こんな幸せな気持ちを味わさせて頂いて、
ありがとうございました。」

と、今度は私が3人に何度も何度もお礼の言葉を言って頂き、私も感激した2日目でした。

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by kirinn_t | 2006-05-17 07:45 | 花博の思い出 | Comments(0)
花博の思い出 その4
c0033858_5501715.jpg2日目静岡県の高校生が花博会場へ招待された日でしたので、高校生がいっぱいでした。
外に飾ったアンパンマンの絵の前で携帯電話をかざして
「わ~、アンパンマンだぁ~」
と写しています。なんと、その時の携帯電話の数20個余り。
まさに携帯電話の輪ができていました。

c0033858_5543564.jpgその高校生に、
「おばあちゃん達の作った押花、中にもあるから見ていって!」
「エッー」
と迷惑顔。
「1分で見てしまえるから、入って」
「じゃぁ、ちょっとだけ・・・」
としぶしぶ入場してくださいました。

c0033858_61810.jpg「これ、本物の果物・・・信じられない!」
果物の前にしゃがみこんで、またまた携帯電話の輪ができました。
入場する時の顔とはうってかわり、にこにこ笑顔いっぱいで
「入ってよかった~。いつまでやっていますか?
家のおばあちゃんに見に来るようにいいます(笑)」



c0033858_613213.jpg話はかわりまして、今回は教員を退職した方の作品も飾ってありました。
その方の教え子が偶然会場にいらしていて、その方の絵を見つけました。
「先生、拝見いたしました。素晴らしかったです・・・」
と速達で感想のお便りを送ってくださったそうです。
その話を聞いて、当番の皆は益々張り切って絵の説明に精を出しました。

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by kirinn_t | 2006-05-16 06:02 | 花博の思い出 | Comments(0)
花博の思い出 その5
c0033858_673573.jpg花博会場はスタートしたばかりとかわいい春の草花で花の絨毯のようにきれいでした・・・
でも草花の丈がないので迫力がちょっと足りなかったようです。

c0033858_683238.jpg私達は4月に飾るということで春の花をダイナミックに1,2種で作画しておりました。
せまい展示場いっぱいに大きな金の額縁なので、入場した皆様にはすごい迫力に映ったみたいです。

c0033858_684650.jpg桜の絵が4種類ありました。

柴田さんの彼岸桜
山本さんの河津桜
河津桜は静岡県賀茂郡河津町が発祥)
青嶋さんのそめいよしの
平松さんのうこん桜(緑色の桜の花)
(静岡県掛川市(旧大須賀町)が有名)

c0033858_685822.jpg「桜でもいろいろあるのですよ」
と、一点一点指さして御説明申し上げますと
皆様「ほ~」と感心して見とれていました。
青嶋さんの絵を見てお客様はおっしゃいました。
「静岡県の花博だから、最後の所に富士と桜の絵を飾るとはね・・・
にくいね~」

・・・実は偶然だったんですけれど(笑)


c0033858_691694.jpg静岡県といえば佐藤さんは静岡県の県鳥の三光鳥を作りました。
Jリーグのジュビロ磐田のマスコットもこの鳥です。
野鳥の会に所属している佐藤さんは、
それはそれは忠実に三光鳥を作りあげています。

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by kirinn_t | 2006-05-15 06:06 | 花博の思い出 | Comments(0)
花博の思い出 その6
c0033858_6224892.jpg花博会場は雨の日の次は強風の日。
次は真夏のような暑い日・・・
天候不順で見物者の皆さんもいろいろ大変だったようです。

c0033858_62310100.jpgそのとっても暑い日、会場のクーラーを冷房にしておいたら、
暑さでぐったりしながらやっとここまでたどりついた方が、
「ここは涼しくて、オアシスだ・・・」
とお喜びになってました。

c0033858_6232662.jpg花博は花の街水の園緑の星
3つの大きなテーマに分かれていました。

緑の星に花の美術館がありました。
そこには印象派を代表する画家クロード・モネの住んでいた庭と家が再現されていました。
花博のメインの展示物でした。

c0033858_6234082.jpg百華園に植えられていたジェラシィックツリー最古の木ということでした。

青いバラは今までにはない色のバラということでとっても期待していたのですが・・・?

c0033858_6235447.jpgその頃、韓国ドラマ「冬のソナタ」が流行していて、
絵の題に「春のソナタ」とつけた人もいました。

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by kirinn_t | 2006-05-14 05:18 | 花博の思い出 | Comments(0)
花博の思い出 その7
c0033858_5285870.jpg2004.4.8-10.11まで半年間に及んで開催された花博。
私は通し券を買って15回見に行きました。
会場までのアクセスも浜名湖を船で渡るコースは暑い日には最高にステキでした。

c0033858_541467.jpg行く度、国際花の交流館始め外のガーデンも次々と新しい展示に模様替えされていました。
ここでもいろいろな人が押花展や押花バザーを開き、とても楽しませて頂きました。
また、お買い物も楽しみのひとつでした。
主人の好きなハイビスカスの新種を何鉢もコレクションしました。
いく度昼食も外国コーナーでエスニックな珍しい味を堪能させて頂きました。

c0033858_5292968.jpg4月モネの庭にはまだスイレンは咲いていませんでした。
御来場者の大勢の方から
「スイレンの花をここで見せていただけて最高です」
と喜んでいただけた事、とても嬉しかったです。
このスイレンの絵はわたしにとって宝物となりました。
(2005年私の花生活25号掲載されています)

c0033858_5294971.jpg私達の展示会は開催早々だったので、まだ花博開催中9月に地元掛川市文化会館シオーネにて花博出展記念展示会を開きました。
折しも静岡県でわかふじ国体が開催されおり、天皇・皇后の行幸啓の折りの御休憩所がなんとシオーネでした。その際、天皇・皇后両陛下に私達の作品を丁寧に御覧頂けたのです!
70代のサロンの仲間は神様と同じように思っている方に御覧頂けたということで、またまた感涙となりました。

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私達にとって花の美術館、そしてシオーネでの花博記念展示会は誇りと伝説になることでしょう。
そして、ますます押花を究めたいと思っています。


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by kirinn_t | 2006-05-13 05:32 | 花博の思い出 | Comments(0)